これからはAIの時代になっていくことが考えられ、AIに仕事を奪われるなどと言われています。単純労働ほどAIの仕事になっていきます。
今のAI、例えばスマホの対話システムのGoogleやSiriにおいても人間のように対話が成立するレベルではありません。現段階では、人が行っている膨大な量のやり取りを参考にするか、決め打ちのパターンで返答しているだけなのです。
つまり、人間のように言葉の意味を理解して使いこなしているわけではないのです。
コンピュータが人間のような対話をするには、文章を単語に分け、品詞で区別し、主語と述語の関係を理解し、目的語を指すものを認識するといった、数多くの複雑な工程を全てクリアする必要があります。コンピュータにとって、これはかなり難関な問題となっています。
人工知能は、膨大な情報を処理、計算する機械的な作業は非常に得意ですが、文章や発言を理解し、状況に合わせた返答するようなコミュニケーションは苦手です。
書面、口頭に限らずコミュニケーションは、まだ人にしか出来ない領域です。
最近ではSNSの普及等で長文を読む機会が減っている影響もあり、読解力や文章力が低下しています。読解力や文章力こそ、当面機械が取って代わる見込みがないため、向上させる意義があると思います。
文章力を身につける為には、文章を読み、思考し、書くというトレーニングが重要です。
実際に文章力が身に付いているかどうか分からない人が多いと思います。そこで、文章力が身に付いているかを確認する検定があります。
それは、「文章検」です。そのままですね笑
文章検とは、文章力を測ることで、コミュニケーションや論理的思考力を高めることを目指す検定となっています!
受験者が論理的に思考し、自分の考えを説明する際の約束事(ルール)などを知り、それを反復学習することで文章力UPへ導きます。
文章検は、多くの中学校、高校、大学、専門学校のほか、企業の人材教育においても活用されています。
就活や転職などにも役に立つことでしょう。